自宅の書斎は、仕事に集中したり、趣味に没頭したりするための、僕にとっては非常に大切な空間です。しかし、長年ひとつだけ、小さな、それでいて確実に積み重なるストレスがありました。それが、キッチンへの飲み物の調達です。もしあなたが同じような悩みを抱えているなら、今回ご紹介する小型冷蔵庫が、その解決策の一つになるかもしれません。実はこの冷蔵庫、その静かさと信頼性から、多くのホテルでも客室用として採用されている実力派です。
本記事では、そんな僕が書斎用のセカンド冷蔵庫としてSunRuck SR-R4805を選び、実際に使ってみて感じたリアルなメリットやデメリット、そして購入前に知っておきたかった注意点などを、詳しくレビューしていきます。
【1. 書斎の快適化計画と「あの数歩」からの解放
この記事を書いている僕は大阪市内で働く40代の独身サラリーマンです。リモートワークの普及もあり、自宅の書斎で過ごす時間が以前にも増して長くなりました。そうなると、やはり気になるのが「いかに書斎を快適な空間にするか」。これが最近の僕の大きなテーマであり、ささやかな楽しみでもあります。
そんな僕が長年抱えていたプチストレス、それが書斎からキッチンへ飲み物を取りに行く、あの数歩の移動と作業中断でした。僕の書斎からキッチンまでは、同じフロアにあっても数歩の距離。しかし、仕事に集中しているとき、あるいは深夜に趣味の時間に没頭しているとき、その「数歩」のために作業を中断し、わざわざキッチンへ向かうのが、どうにも非効率的でストレスだったのです。「この時間を、この手間を、どうにかしたい!」その一心で、ついに書斎用セカンド冷蔵庫の導入を決意したのです。
【2. 我が書斎の相棒「SunRuck SR-R4805」を徹底解剖!スペック・特徴・価格・カラバリまとめ】
様々な小型冷蔵庫を比較検討した結果、僕の書斎の新たな相棒として選択したのが、SunRuck(サンルック)の1ドア電子冷蔵庫「冷庫さん SR-R4805」です。
このSR-R4805がどんな製品なのか、まずはその基本スペック、特徴、気になる価格帯、そしてお部屋の雰囲気に合わせられるカラーバリエーションについて、詳しく見ていきましょう。
https://www.sunruck.com/sr-r4805/
項目 | 詳細 |
---|---|
商品名 | SunRuck 電子冷蔵庫 冷庫さん SR-R4805 |
容量 | 48L (1ドア、冷蔵専用) |
冷却方式 | ペルチェ式 |
本体サイズ | (約)幅430mm × 奥行480mm × 高さ510mm |
製品重量 | (約)12.5kg |
定格消費電力 | 83W |
電源 | 100V 50/60Hz 共用 |
温度調節機能 | あり (約0℃~3℃ ※周囲温度28℃時、LO~HIで調整可能) |
推奨運転周囲温度 | 10℃~28℃ |
庫内灯 | LEDライト |
棚 | 仕切り棚2枚 (取り外し可能) |
特記事項 | ホテル、病院、クリニック、施設等での業務用採用実績あり |
カラーバリエーション | ブラック (SR-R4805K), ホワイト (SR-R4805W), レッド (SR-R4805RD), シルバー (SR-R4805SV), ダークウッド (SR-R4805DWD), ナチュラルウッド (SR-R4805NWD)、鍵付きモデル(SR-R4805KEYW 主にホワイト) |
参考本体価格 | メーカー希望小売価格: 22,800円(税込)。実売価格帯(目安): スタンダードカラー 約19,800円~22,800円、木目調 約25,800円 (2025年5月18日調査時点。価格は変動します) |
注目すべきは、ペルチェ式採用による静音性と、ホテルでも採用されるほどの信頼性。そして、インテリアに合わせて選べる豊富なカラーバリエーションも魅力です。
木目調はかっこいいですが少しお高めですね。個人で利用するなら高い鍵付きは不要でしょう。
【3. 購入の決め手】なぜSR-R4805だったのか?「静かさ」「冷え」の評判、そして「霜取りからの解放」
数ある小型冷蔵庫の中から、僕が最終的にSR-R4805を選んだのには理由があります。
- 高い静音性への期待: 書斎は集中する場所。コンプレッサー式の「ブーン」という運転音は極力避けたかった。SR-R4805のペルチェ式は非常に静かだというレビューが多く、ホテルでの採用実績もその裏付けになると感じました。
- 「意外と冷える」らしい: ペルチェ式は冷却力が弱いというイメージがありましたが、「思ったよりしっかり冷える」「飲み物用なら十分」といったレビューを複数見かけ、それなら僕の用途(飲み物がメイン)には合うだろうと判断しました。
- 冷凍機能がないため「霜取り」不要: 当初はコンパクトな冷凍・製氷機能付きのモデルも視野に入れていました。しかし、そういった小型冷蔵庫の多くは直冷式で、定期的な霜取りが必須。過去にその作業を経験し、正直「もうやりたくない…」と思っていたのです。SR-R4805は冷蔵専用で、構造上、頻繁な霜取りの心配が全くないペルチェ式という点も、大きな魅力でした。
- サイズ感とデザイン: 書斎に置いても圧迫感がなく、インテリアを損なわないデザインであること。SR-R4805のシンプルさと、特に木目調の存在は魅力的でした(最終的に選んだのはブラックですが)。
- 価格とのバランス: 高機能すぎても持て余すし、安かろう悪かろうでは困る。SR-R4805は、機能と価格のバランスが僕の求めるラインにありました。
これらの要素を総合的に判断し、「これなら問題ないだろう」と購入に踏み切りました。
【4. 購入体験】リアル購入記:ブラックを楽天市場でお得にゲット!気になるお値段は?
僕が実際に購入したのは、ブラック (SR-R4805K) です。 価格差がなければ木目調がよかったですが。
購入先は楽天市場。ちょうどキャンペーン期間中だったこともあり、2000円引きクーポン適用で価格は17,800円(税込・送料込)。さらに約2,000円相当の楽天ポイントが付与されました。実質16,000円以下で購入できた計算になり、なかなかお得だったと感じています。
選んだブラックは、PCやモニターなど他のガジェット類とも色味が合い、書斎全体が引き締まった印象になりました。木目調と最後まで悩みましたが、結果的にブラックでも不満はありませんでした。注文から発送までもスムーズで、特に問題なく手元に届きました。
【5. 実使用レビュー】SR-R4805を導入して激変!40代独身サラリーマンが感じた事(買って良かった事と注意したい事)
ここからは実際にSR-R4805を導入し、書斎で使ってみて感じたリアルなメリットとデメリット、そしてヒヤッとした注意点についてお伝えします。
【5-1. 買って良かった事】ここが最高!SR-R4805を導入して実感した素晴らしさ
まずは「これは買ってよかった!」と感じたポイントから。
書斎での集中を妨げない、期待以上の静音性
これは素晴らしいポイントです。PCのファン音の方がよっぽどうるさいくらい、SR-R4805は静かです。仕事中も、読書中も、その存在を忘れるほど。ホテルが客室に採用するのも大いに納得です。まさに書斎の「サイレント・パートナー」と呼ぶにふさわしい静けさです。
40代でも一人で楽々!驚きの軽さで設置も移動もストレスフリー
約12.5kgという重量は、スペック上では分かっていましたが、実際に持ってみると「お、本当に軽い!」と実感。僕のような40代の、特に運動をしているわけでもないサラリーマンでも、梱包された状態から一人で取り出し、書斎の設置場所まで問題なく運ぶことができました。これは地味に嬉しいポイント。模様替えや掃除の際の移動も億劫になりません。
書斎が自分だけのバーカウンターに!収納力とデザイン性の両立
48Lという容量は、書斎で使うには十分すぎるほど。350ml缶なら余裕で1ケース以上入ります。炭酸水、コーヒー、栄養ドリンク、ちょっとしたお菓子などを常備しています。ブラックの本体が他のガジェットと調和し、まるで自分専用のミニバーカウンターのよう。仕事終わりの一杯が、以前より格段に美味しく、そして手軽になりました。 庫内には取り外し可能な仕切り棚が2枚あり、収納物に合わせて高さを変えられたり、取り外して少し大きめのボトル(日本酒の四合瓶なども工夫次第で入ります)を入れたりできるのも、使い勝手が良い点です。ドアポケットも、缶飲料や小さなペットボトルを立てておくのに便利。そして、庫内奥にあるLEDライトは、夜中にこっそり(?)飲み物を探すのに非常に役立っています。明るすぎず、程よい光量です。
ホテル採用実績が裏付ける信頼感と、十分な冷却性能
ペルチェ式は冷却力が弱いという先入観がありましたが、SR-R4805は「ヒートパイプ放熱」技術を採用しており、飲み物を冷やすには十分な冷却力を発揮してくれています。キンキンに凍るほどではありませんが、ビールや炭酸水が美味しく飲める温度にはしっかり到達。ホテルで使われるということは、ある程度の耐久性や安定した性能が求められるはずなので、その点も安心材料の一つです。
【5-2. 注意したい事】ここが惜しい!SR-R4805のデメリットとヒヤッとした実体験
次に、使ってみて「これはちょっと…」と感じた点や、注意が必要だと感じた点です。購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
軽すぎる本体
本体が軽いため、庫内に物があまり入っていない状態でドアを開け体重をかけると冷蔵庫本体が手前に傾き、倒れそうになることがありました。僕も最初中身がない状態で開いたドアに体重をかけてしまい、本体がグラッと傾いてヒヤッとしました。製品には滑りにくいゴム足が付いていますが、それでも軽いので、この転倒リスクは常に意識しておく必要があります。
床に黒い跡!ゴム足の思わぬ色移りと対策
設置場所を微調整しようと、床の上でSR-R4805を少し引きずってしまったところ、床(僕の場合は明るい色のフローリング)にゴム足の黒い跡がくっきりと付いてしまいました。これがなかなか落ちず、タオルでかなり強くこすってようやく消すことができました。 移動させる際はなるべく持ち上げること。もしくは設置前に床に保護シートや薄いマットを敷くことを推奨します。
冷却力はマイルド設計、過度な期待は禁物?
ペルチェ式の特性上、冷却力はコンプレッサー式に比べて穏やかです。ビールなどを冷やすには十分ですが、常温のものを入れて数十分でキンキンに冷える、というほどのパワーはありません。推奨運転周囲温度(10℃~28℃)の範囲内での使用が基本で、真夏の暑い部屋などでは冷えが悪くなる可能性も。 対策としては、あらかじめメイン冷蔵庫で冷やしたものを移したり、長時間かけて冷やす使い方をしたりするのが良いでしょう。温度調節機能(約0℃~3℃ ※周囲温度28℃時)もあるので、状況に応じて調整しています
気になる電気代、長期的な視点でどう考える?
定格消費電力83Wで、年間の電気代目安は約22,540円。まだ使い始めて日が浅いため電気代の変動は未確認ですが、この快適さと利便性を考えると、僕としては許容範囲かな、と思っています。ただ、省エネ性を最優先する方にとっては、コンプレッサー式の最新モデルと比較検討する余地はあるかもしれません。
【6. まとめ】SunRuck SR-R4805はおすすめか
総合的に見て、SunRuck SR-R4805は、40代独身サラリーマンの書斎ライフを快適にしてくれる、コストパフォーマンスの高い製品だと感じました。
特に、「静音性」を最優先し、「そこそこの冷却力」で満足できるのであればかなりお勧めできる冷蔵庫であるといえるでしょう。
あとはいつ壊れるか耐久性なども気になるところですがそこはまた壊れた時に。