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大阪の大正区にある築古URマンション、千島団地に3ヶ月住んでみた感想、住みやすさとか

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大阪市大正区にある千島団地という築古のURマンションに引越して3ヶ月経ったのでメリット、デメリット交えて率直な感想を記事にしてみたいと思います。

団地の名前出すとかこういう身バレに繋がる情報を出すのはあんまりよろしくないですがUR物件って実際の住み心地とかの情報がネットに少ないので今回の記事が参考になれば幸いです。

URの団地は年代で設備などあまり変わらなかったりするので昭和団地を検討する人にも参考になればいいなと思います。

千島団地は大阪市内のURで最大のDIY団地

千島団地は大阪市大正区に1973年に建築された築46年の昭和の築古DIY物件です。

DIY物件とはなんぞ?というと入居後に居住者が自分でDIY改修でき原状回復の義務を負わない物件のことです。

とだけ聞くとかなりよさそうに思えますが無条件に改修ができるわけではなく「こういった改修をします」という届け出を出して承認を得た場合にのみその改修部分は現状回復の義務を免れるというものです。

また部屋によってPetit DIY 物件、DIY物件と改修可能範囲の違う物件に分けられているので詳しくはURのサイトを確認するのがいいと思います。

千島(大阪府)|関西エリア|UR賃貸住宅

ほとんどの物件が改修範囲が限定されたPetit DIYですが通常のDIY物件ですとなんと3ヶ月家賃が無料だったりするのでかなりお得です。

築年数や設備が古く交通の便もよいとはいえないだけにこういった特色を出して入居者を募っているんだと思いますがここの団地は常時どこかしらの部屋が空いていたりしますので需要はまだまだ足りていない状態なのだと思います。

メリット①生活施設がかなり充実してる

千島団地で一番のメリットといえばやはり近隣に生活施設が多いことにつきます。

千島団地は隣に千島ガーデンモールという大型商業施設がありスーパーやホームセンター、携帯ショップ、ファミリーレストランなどがあります。

団地の隣には区役所も併設してありこれが地味に便利だったりもします。

大型公園である千島公園もすぐ隣にあるのですがこちらは2018年秋の台風の影響で木の倒壊があったりして2019年1月現在は立ち入り制限がされていたりします。

他にも団地からの徒歩10分圏内にはコンビニ、マクドナルド、すき家、ミスタードーナツ、業務スーパー、温泉、区民プールなんかもあって生活には不自由しないような施設がめっちゃあります。

また団地内の1Fにはコインランドリー、小型のフィットネス、DIY店舗、郵便局などもあるので普通に生活する分に困ることはないでしょう。

大正駅まで出ればイオンモール、大阪ドームもあります。

メリット②自転車、バイクは無料で置ける

結構助かるのが自転車、バイクなんかが無料で置けるところです。

管理とかはされていないので設定された自転車置き場に入居者が好き勝手に置くというシステムなので窃盗とかの被害も基本自己責任になってしまうんですが。

マンション、アパートとかだとバイクなんかは駐輪場がないのが普通だしあっても小型の原付のみみたいなのが圧倒的に多いので盗難リスクを鑑みてもかなりありがたいと思います。

ただ管理がされてないので放置自転車なんかも結構な確率で駐輪場を占有してそうなのが難点でしょうか。

メリット③お風呂に追い炊き、自動給湯がある

なんとお風呂に追い炊き機能があります。

URじゃない普通の一人暮らし用賃貸とかだと基本追い炊きは付いてない方が圧倒的に多いと思うんですがこちらの物件には追い炊きがついています。

しかも自動給湯機能付きです。

電源入れて自動ボタン押すだけで自動的に設定した温度と水量にしてくれるので気づいたらお湯が溢れてる、みたいなことになりませんのでこちらも地味に助かります。

デメリット①交通の便が悪い

交通の便はあまりよくないです。

最寄りの環状線である大正駅までは約2kmあり徒歩で歩けば20〜30分かかってしまいます。

代わりに他の大阪都市と比べて路線バスがかなり多いのですが車が使えない場合は電車とバスを利用することになるので交通費は結構かさんでしまいます。

ちなみに大正区のバスは片道で一律210円です。

ただ梅田、天王寺、難波などの大阪での主要駅にはバス一本でいけるのでそういった場所にしか行かないのであればあまりデメリットでもないかもしれません。

一応団地内に駐車場もありますが1ヶ月17000~20000円ほどであまり安い駐車場ではありません。

デメリット②設備は基本めちゃ古い

千島団地は築46年ということもあり設備は基本古いです。

ある程度はリフォームされていますがここ最近の築10〜20年くらいの物件になれていると悪い意味でカルチャーショックを受けるかもしれません。

とりあず団地の設備について最近の物件との差異を羅列してみます。

  • オートロックがないのでNHKや新聞の勧誘も入り放題。
  • 宅配ロッカーは当然ない。
  • 排菅、水道管は室内にむき出しなので棚とかの設置したい時とかに超邪魔
  • 玄関扉は内開きなので靴をあんまり置けない
  • 浴室乾燥設備はなく換気には浴室の小窓を開ける必要がある。(もちろん窓の間にメッシュ網なんてないので開けてる間はゴキブリとかも入り放題)
  • 一人暮らし用の部屋はベランダがないので洗濯機は乾燥機付きが必須(一応屋上までいけば干せる)
  • 洗濯機の排水は浴室
  • ネットはVDSLかケーブルテレビ
  • エアコン、ガスコンロ設備は付いてない

設備としてはだいたいこんな感じでしょうか。

洗濯機はおそらくもともと置く前提で建築されていないっぽいので水栓も排水用の穴も後付けで作られているんだと思います。

排水位置はかなり高いので洗濯機を置く場合はかさ上げ必須です。

http://gurifuku.com/2019/01/17/ursentaku/

僕は現在ネットはauひかりのVDSLを利用していますが平日昼は平均50Mbpsくらい。夜はまあ早くて20Mbpsとかって感じです。

あとエレベーターはクソ遅いです。

1フロア上下するのに多分5秒t近くかかるので最近のエレベーターになれてるとイライラするかもしれません。

エアコンやガスコンロなんかも設置されてないので入居後自分で設置する必要があります。

千島団地は自営業、車通勤ができる人ならおすすめ

とまあこんな感じでしょうか。

設備の我慢はともかくやっぱりネックになるのは移動にバスが必須になるところだと思うので出勤する必要のないフリーランスの方や車通勤ができる人には結構住みやすいんじゃないかと思います。

あと自分で部屋の改造したりするのが好きな人にもおすすめできると思います。

事前内覧で宣伝用のDIY参考部屋とかも何部屋か見学できるので一度見学してみてはいかがでしょう。

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